秋山郷の鋭鋒、錦秋の鳥甲山を歩く2018年10月08日 12:23

秋の紅葉は見事!と聞いていた鳥甲山(とりかぶとやま 長野県)を歩いてきました。
秋の三連休、あいにく台風通過により雨と強風で何とか連休最終日に天気回復、念願の山歩きができました。

歩いたコースは距離はほどほどながら急峻で、夏からしばらく歩いていない身にはとても厳しい登りでした。屋敷への下山道もぬかるんでいる急降下で、何度も転びました。林道に着いた頃には足はガクガク、そこから登山口まで約1時間半の林道歩きはけっこう厳しかったです。

下山後は小赤沢の温泉で汗を流しました。秋山郷は川の温泉で有名な切明温泉や和山温泉、屋敷温泉など多くの温泉が点在する所です。どことなく懐かしさを感じる風景が心和やかに癒してくれる、そんな素敵なところでした。

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たおやかな山容の黒姫山を歩く2018年10月26日 12:20

北信五岳のうち唯一登っていなかった黒姫山を歩いてきました。
信濃富士と呼ばれるように、黒姫山は美しい裾野を広げ中央の小黒姫山と周辺の外輪山とからなる独立峰です。中央の小黒姫山には登山道は無く外輪山の最奥地点に山頂があります。

今回はいちばん人気のある種池側の登山道を歩きました。早朝の池の風景、ちょうど盛りの紅葉を楽しみながらのんびり歩ける一般向けのコースです。
下山は火口原方面を歩きました。笹が広がる七つ池は笹が風になびいて、まるで海の波のようでした。

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やっと会えたよ、孤高のブナ2018年10月28日 11:58

中倉山という山に「孤高のブナ」と呼ばれている木があるらしい。コーヒーショップを営んでいたツキロクさんの「孤高のブナブレンド」のパッケージを見て初めて知りました。ぜひ見てみたいなと思っていたのですが、この度一緒に行きましょうと声をかけていただき御一緒させていただくことになりました。

日光周辺の山はだいたい歩いていたつもりでしたが、ここ足尾周辺はスッポリ抜けていました。
足尾銅山跡の一帯は当時の公害(亜硫酸ガス)の影響で山も人も大変な被害が出た地域だそうで、今でもこの一帯は樹林が復活していません。そのため山は崩壊が進み、一見アルペンチックな雰囲気を醸し出しているのですが、その歴史を振り返るとちょっと複雑な思いになります。

孤高のブナは、そんな公害にも耐えて稜線に一本だけ残ったブナの木だそうです。
残念ながら先の台風で葉がだいぶ落ちてしまっていましたが、稜線にポツンと立つ、まさしく”孤高”のブナに会えて本当にうれしかった。木の足元はだいぶ崩壊が進んできて危うい状況になっているみたいですが、なんとかいつまでも元気で立ち続けてほしいものです。

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