霊山(東ノ物見)・西ノ物見2023年10月22日 20:48

新潟方面の山を狙うも週末寒波の影響で荒天、高山では雪になりました。
寒波の影響を避けながら太平洋側まで移動、ギリギリ晴れそうな福島県の霊山を歩いてきました。

霊山は以前から登ってみたかった山の一つ、新日本百名山や日本百景にも選定されている山です。

まず霊山(りょうぜん)という名前、伊達市のHPによると「釈迦が修行したインドの霊鷲山(りょうじゅせん)で、慈覚大師円仁が名付けたと伝えられている」とのこと。古くからの修験道の山、霊山寺などの遺構が残り歴史を感じることができます。

そして麓からも目立つその山容です。起伏に富んだ玄武岩の溶岩の連なりで、今は岩を縫うように登山道が整備され、安全に奇岩めぐりができるようになっています。(ただし、各岩に登る際は落ちたら大けが間違いなし、というような梯子を登るので要注意です!)

紅葉の季節は大変混みあう人気の山と聞いていたので早朝5時過ぎに駐車場に到着、この時点では車は2台のみでしたが、下山した9時時点では満車で、道路の路肩にあふれるくらいでした。

道はよく整備されていてとても歩きやすかったです。
各岩にはそれぞれ名前が表示されていて、岩の上に登れるようになっています。
中には垂直に長い鉄梯子を登る岩もあるので注意が必要です。

それぞれの岩や物見と呼ばれる展望箇所からの眺めは素晴らしい!
まだちょっと早かった紅葉ですが、それでも岩と紅葉のコントラストが素晴らしかったです。

コースのハイライトは護摩壇のある辺りでしょうか。足元がが絶壁となり、福島市内や吾妻連峰などが望まれる絶景スポットです。大きくえぐられた洞穴などの造形も見どころです。

当初は霊山寺跡や鷲岩の方まで歩く予定でしたが、急に空が暗くなって雨がポツポツ降ってきたので(しかも冷たい風も吹いて)残念ながら予定を変更して霊山城址から西ノ物見で折り返し下山しました。

短い登山になりましたが、それでも奇岩めぐりと紅葉が楽しめ充実した山歩きができました。
歴史を感じながら奇岩めぐりができる楽しい山、おすすめです!

山歩きの記録はこちらまでYAMAP

山歩きの記録はこちらまで YAMAP

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